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窓サッシ戸車交換工事の必要性

窓サッシ戸車交換工事の必要性

窓サッシの不具合には、性能的不具合(気密性・水密性・遮音性など)と機能的不具合(開閉具合・締り具合など)があり、機能的不具合の解消が最優先とされています。

1)下枠レールの損傷回避

高経年マンションにおいて特に多く見られる窓サッシの不具合が、開閉の不具合です。「開閉が重い」「開けづらい」といった声が多く上がってきます。

その原因の多くは戸車にあり、戸車の変形が起きたまま使用を続けると、下枠レールを傷つけてしまいます。

下枠レールは躯体(コンクリート)に溶接されているため、交換ができません。写真のようにレールが変形してしまうと、戸車を交換しても開閉不具合が解消されないおそれがあります。

そのため、戸車交換を適切なタイミングで行うことが、窓サッシ全体の延命につながります。

2)擬音の発生抑止

開閉時の擬音も、高経年マンションで多く見られる不具合の一つです。「ゴロゴロ」「ガラガラ」「ギーギー」といった音がうるさいとの声が多数寄せられています。

特にゴロゴロ音は重低音のように響き、隣戸や階下の居住者にとって大きなストレスとなることがあります。実際に近隣住戸から苦情が発生した事例も報告されています。

また、区分所有者の希望によって行う集約工事では、擬音の原因となっている住戸の方が工事を希望しないケースもあり、問題が解消されないままになることもあります。

このような背景から、管理組合による一括戸車交換工事は、非常に重要な対応策のひとつといえます。 詳細は窓のドクターページ

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